Regolith Coffee Co.,Ltd
Peru Cedrobamba Light roast (100g)
クスコはマチュピチュがあることで知られ、小さな町、そこに住む人々の神秘性は世界でも有名だ。しかし、この地域で生産されるコーヒーも注目に値する。アマゾン川に近い山の生態系、気候、標高、豊かな土壌のおかげで、ここで育つコーヒーは素晴らしいものになるための全ての資質を備えているからだ。
セドロバンバは、コンベンション州インカワシ地区のチョケティラという農村地域にある。海抜2000メートルの起伏の多い地形は、その高さと豊かな土壌からスペシャルティコーヒーの栽培に適している。しかしこの地理的条件に適応することは、コミュニティにとって挑戦でもあった。それでも、研修を重ね、自分たちの仕事が評価されているのを目の当たりにすることに充実感を感じながら、彼らは毎年高品質のコーヒーを栽培し続けることに全力を注いでいる。
セドロバンバという名前の由来について、ケチュア語で「バンバ」は「平らな」という意味だが、その平らな場所に「セドロ」という木がたくさん生えていたことから、そう呼ばれるようになった。
このロットの生産者は、環境に配慮し、持続可能な技術を用いて有機栽培を行い、「アイニ」「ヤルカ・アスピ」などのアンデス文化に根ざした地域特有の習慣を大切にしながら、コーヒーを栽培してきた。アイニとは、土地を耕すときに生まれる相互扶助と互恵関係を表す。誰かがコーヒーの収穫を手伝ってもらう必要があるとき、その人は手伝ってくれる人にお金を払う必要はなく、同じコミュニティの他の家族が見返りを求めずに助けてくれる。そして、地域の他の家族が助けを必要とするとき、今度はその人が手を差し伸べるのだ。また、ヤルカ・アスピは、地域の人々が溝を掃除することで、自分たちの農地への水を供給を確保するための楽しい習慣である。このように、このコーヒーは、その優れた特徴に加え、コミュニティ全体が協力し合い、調和しながら栽培されている。
味わい:Coffee with solid flavors of maple syrup, honey, florals, tropical fruit
国:ペルー
行政区:クスコ
州:ラ・コンベンシオン
地区:インカワシ
地域:チョケティラ
生産者数:2
平均農地面積:4ヘクタール
品種:ティピカ, ブルボン, カトゥーラ,ゲイシャ
標高:海抜2100〜2350メートル
主な収穫期:8〜10月
精製:ウォッシュド
乾燥方法:アフリカン・ベッド 10〜12日間